お早めに!東北電力管内2023年度のFIT制度 申請締切間近!
2023.09.20
皆さんこんにちは!
新潟での自家消費型太陽光・脱炭素化のことならテクノナガイソラーレにお任せ!
テクノナガイソラーレの渋谷です!
2023年度のFIT制度の申請締め切りが迫っております。
FIT申請とは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度のことです。
簡単に言うと『太陽光発電・風力発電などの再生可能エネルギーで発電した電気を通常より高く買い取ってもらう制度』です。
今回、弊社の取り扱っている太陽光に限ったお話をさせて頂きますと、10kw以上・10kw未満の設備と申請期限の違いがあります。
また、FIT制度の申請を行うために、各電力会社への申請を行う必要もございます。
FIT制度の認定が翌年にズレ込んでしまった場合、主に2つの影響がございます。
①発電所を稼働させるタイミングが遅くなる
1つ目は発電所を稼働させるタイミングが遅くなるということです。
例えば設備の工事が全て終了しいつでも稼働できる状態であっても、FIT制度を使って売電する発電施設の場合は、
国からFIT制度の認定が下りるまでは原則として発電施設を稼働させることは出来ない形となっております。
(稼働したい場合は、別途電力会社へ協議が必要となります。)
②一部出力の電力買取価格が少し下がる可能性が高い
2つ目は電力買取価格が下がる可能性があることです。
この電力の買取単価については、今年3月に経済産業省から発表があった
『2023年度以降の買取価格』を参考にすると下記のような形となります。
<住宅用太陽光発電>
10kW未満 2023年度:16円 → 2024年度:16円(変更なしの予定)
<事業用太陽光発電>(地上設置)
10kW以上・50Kw未満 2023年度:10円/kWh → 2024年度:10円/kWh(変更なしの予定)
50kW以上(入札対象外) 2023年度:9.5円/kWh → 2024年度:9.2円/kWh
<事業用太陽光発電>(屋根設置)
10kW以上・50Kw未満 2023年度:12円/kWh → 2024年度:12円/kWh(変更なしの予定)
50kW以上 2023年度:12円/kWh → 2024年度:12円/kWh(変更なしの予定)
※参考リンク:経済産業省『再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2023年度以降の買取価格等と2023年度の賦課金単価を設定します』
電力への申請ですが、各電力会社によって申請期限の違いがありますが、概ね10月頃が年度申込の締切となっております。
8月下旬に東北電力管内でのFIT認定取得の申込期限が発表されましたが、ここでも改めて共有いたします。
今年度の東北電力へのFIT認定の期日が
太陽光発電(10kW以上)・風力・水力・地熱発電が10月6日 (国への申請期限は12月15日)
太陽光発電(10kW未満・主に住宅、事務所用)が10月20日 (国への申請期限は1月6日)
となっております。
こちらの期限は、あくまで書類に不足や不備がない状態での期限となっておりますので、
しっかり必要書類・内容を確認した上で早めの申込をお願い致します。
また、電力会社への申請手続きが終わり認定完了した後、国へのFIT申請があることもお忘れなく!
この期限を過ぎてしまうと、来年4月以降の申請手続きとなってしまいます。
そのため、どれだけ早く導入を検討していても実際の設置まで大きく時間が空いてしまうこととなります。
今、具体的に太陽光発電設備をご検討の方、申請が絡むことによって、設置後に稼働できるようになるタイミングも変わってきます。
思いついてすぐ設置とはいかない設備となりますので、ご検討の際は申請でお時間がかかることも考慮して、余裕を持って進めたいものです!
新潟で自家消費型太陽光発電設備・蓄電池のことならテクノナガイソラーレ!
本日もお読みいただきありがとうございました!