【法人向け補助金活用のためのココロエ】
2025.02.10
テクノナガイソラーレ、設計部の佐々木です。
普段は主に法人のお客様よりご依頼のあった太陽光の設計など、お客様に最適なシステムを提案できるよう、日々頭を悩ませておりますww
前回のブログで補助金の紹介をさせていただきました。
どんな補助金が出るのか、皆様もきっと注目して色々と調べられていることかと思います。
今回は、私自身も今までいくつかのお客様の補助金の対応をしてきた経験から、補助金を活用し太陽光を検討している方に向けて、簡単ですが、補助金活用のポイントを2つ紹介したいと思います。
皆様の業務の一助となれば幸いです。
========目次========
1.補助金は公募前から始まる
まずすべての補助金に共通して言えることは
「準備を早めにする」
です。
理想は、補助金の公募前に基本設計・計画を(大枠でも)決め、補助金の公募スタートと同時に応募申請にできる状態にしておくことです。
なぜ、こんなに早くから動くのか?理由は2つです。
1つ目は「先着順」の補助金の場合、応募前に定員数に達してしまうと、そもそも応募すらできないからです。
2つ目の理由は、一部の補助金では公募開始から終了までが非常に短い場合があり、そもそも公募開始後に、事を進めようとしても単純にスケジュールが取れない可能性が高いからです。
補助金活用を現実的にするためには、スピード・準備が非常に大事です。
私も過去には、
午前中にお客様と補助金申請打ち合わせ→同日の午後に補助金が定員数に達し締め切り
という非常に苦々しい思い出がございます・・。
実際に同業の方々から補助金をうまく活用できた例を聞くと、事前準備がしっかりできている会社様が圧倒的に多いです。
とにもかくにも補助金を検討されている方は、まだ「検討」の段階で構いませんので、自社の太陽光の基本設計や、場合によっては現地調査などを早めに行うことをお勧めいたします。
2.餅は餅屋に
「補助金」と名の付くものには、ほとんどその補助金毎に特有の「条件」がつきものです。もちろん太陽光も例外ではございません。
そしてその条件は、ある程度パターン化されていることも多いです。
つまりは補助金が公募開前に、補助金の条件は「予測」がつくということです。
私の方でも、この「条件」を知らないために、事前に計画をつくり準備しておいても、いざ蓋を開けたら根底から計画を見直さなくてはいけなくなった、などのような事例もうかがったことがあります。
補助金活用時には、可能であれば事業のチーム、関係者に「太陽光の補助金経験者」を入れることでそういった不測の事態やリスクを最小限に抑えることができます。
3.まとめ
今回は補助金活用のためのポイントを簡単にご紹介させていただきました。
「でもここに書いてあることって当たり前じゃない?」
そう思われている方ももしかすると多いかもしれません。しかし、何事も当たり前のことがなかなかできないもの、補助金活用で苦労している方々の多くは、これらのポイントを押さえ切れていない印象です。
もし現在、補助金の活用などを検討されている方は、ぜひお早めにご相談ください。