0円で自社発電所設置! お財布に優しい太陽光の「第三者所有モデル」とは?
2020.05.11
皆さんこんにちは!
新潟で自家消費型の太陽光発電のことならテクノナガイにお任せ!
テクノナガイの佐々木です!
これまで、私たちは自家消費型太陽光発電の導入メリットについてお伝えしてきましたが、ご提案させていただいたお客様が口をそろえておっしゃられるのは「導入費用が高い」ということです。決して割高というわけではないのですが、自社オリジナルの発電所を建設しようとすると数百~一千万円という金額が必要になってきます。
しかし、今回皆さまにご紹介させていただく導入方法では、自家消費型太陽光発電の初期費用を何と0円にすることができます!「第三者所有モデル(PPA)」と呼ばれるこのモデルは企業の大小にかかわらず導入が検討されており、太陽光業界でも注目されています。今回は「第三者所有モデル」の概要と導入の流れについてご紹介いたします。
【「第三者所有モデル」大解剖!なぜ0円で設置可能なのか?】
「第三者所有モデル」で0円設置が可能な理由にはあるからくりがあります。それは「0円設置した太陽光パネルから生み出された電力は一括して元の『第三者所有モデル事業者』が買い取る」ということです。0円で設置できた電力需要家は太陽光由来の電力を使用する際にパネル設置者から電力を買う必要があります。つまり「第三者所有モデル」は自家消費した電気の対価を電力料金やサービス料として支払うモデルのことを言います。
この「第三者所有モデル」最大のメリットは初期投資や管理コスト(メンテナンス費用も含まれる)が0円であり、なおかつ企業がその設置リスクを抱えないことにあります。
加えて、自家消費型太陽光発電の「第三者所有モデル」導入によってCO2フリーの電力を使用できるというメリットもあります。「コストをかけて自家消費型太陽光発電を導入することが難しいけど「RE100」や「再エネ100宣言REaction」への参加を目指している」企業にとってメリットの大きいモデルと言えます。
【実際に「第三者所有モデル」を設置する場合の流れ】
ここでは「第三者所有モデル」導入にあたっての流れを簡単にご紹介させていただきます。
※登場人物説明
パネル設置者:契約者から場所を借りて、自家消費型太陽光発電を設置する事業者
電力需要家:自家消費型太陽光発電を設置する場所を貸したオーナー
◎PPA締結時
パネル設置者と電力需要家が「第三者所有モデル」を締結し自家消費型太陽光発電を導入した際、電力需要家のもつ屋根や遊休地に、パネル設置者が自家消費型太陽光発電システムを設置します。このときに電力需要家が支払う料金は0円です。
◎PPA契約締結期間
「第三者所有モデル」を締結後、設置された自家消費型太陽光発電から生み出された電力を電力需要家が使用する際には、電気料金をパネル設置者に支払います。また「第三者所有モデル」により設置した自家消費型太陽光発電で賄いきれなかった電気は通常通り電力会社から購入する必要があります。
◎PPA契約期間満了後
「第三者所有モデル」の契約期間が終了し、電力需要家の電気使用量が一定を超えた場合には設置した自家消費型太陽光発電の所有権が契約者のもとに移ります。
以上の流れをふまえて、自家消費型太陽光発電の「第三者所有モデル」は終了し、パネル設置者がつけた自家消費型太陽光発電の所有者は電力需要家のモノになります。このモデルの一連の流れを図にまとめると以下のようになります。
一見中古品を押し付けられたように見えますが、太陽光パネルに限ってはその考えは間違っています。というのも太陽光発電所の耐用年数は17年ですが、実際はこれ以上に長持ちするとされており一説には30年以上は持つという研究データもあります。
これらのことを総合的に判断すると「第三者所有モデル」は企業のニーズにマッチした様々な導入メリットのある再エネ活用方法といえるでしょう。
弊社では、「第三者所有モデル」を活用した自家消費型太陽光発電の設置に関わるご相談、導入シミュレーションを作成させていただいております。
ご興味があれば、いつでもお問い合わせください!
今後の動向が気になるところですね。
また最新情報が発表され次第、更新させていただきます!
新潟で自家消費型の太陽光発電ならテクノナガイ!
本日もお読みいただきありがとうございました!