知ってるようで知らないLEDの話
2020.09.21
皆さんこんにちは!
新潟で自家消費型の太陽光発電のことならテクノナガイにお任せ!
テクノナガイの渋谷です!
今回は太陽光から視点を変えて『LED照明』のお話です。
もうすっかり皆様にも馴染みのあるものになったLED照明ですが、実はまだ切り替えを行っておらず蛍光灯や水銀灯をお使いの方もいらっしゃいます。
今回はそんな方に今すぐでも知っていただきたいお話です。
【「照明の2020年問題」とは?】
「照明の2020年問題」という言葉、皆さんご存じでしょうか?
これには蛍光灯・水銀灯、それぞれを取り巻く社会情勢が大きく関わっておりますのでそれぞれご説明致します。
まず蛍光灯に関して
こちらは政府による新成長戦略・エネルギー基本計画が関係しています。
これによりLED照明などの次世代照明の普及を推進しており、2020年までに出荷100%、2030年までに設置100%の次世代照明への入れ替えを目標とすることが発表されています。
この政府の動きに伴い、各メーカーより蛍光灯器具と蛍光灯の生産終了が発表されており、今では大多数のメーカーの蛍光灯器具・蛍光灯は製造が終了し、カタログからも姿を消している状況です。
次に水銀灯に関して
こちらは2013年10月に締結された水銀汚染防止のための国際条約「水銀に関する水俣条約」が関係してきます。
日本でも2015年3月に「水銀による環境汚染の防止に関する法律」が閣議決定されたことにより、2020年12月31日以降は、水銀灯の製造・輸出入が禁止されます。
こういったことにより、従来使っていた蛍光灯・水銀灯が入手できなくなることが「照明の2020年問題」と呼ばれています。
この「照明の2020年問題」により、LED照明への切り替えはもはや必須と言わざるを得ない状況になっております。
【「まだ使えるからもったいない」ではもったいない!】
まだ従来の照明をお使いの皆様の中には「まだ使えるから」「在庫のランプがあるから」と、
『LED照明への交換はまだ先のこと』と考えてる方もいらっしゃるかと思います。
でもちょっと待ってください!
そんな方はぜひ、従来の蛍光灯・水銀灯を使い続けた場合とLED照明に変更した場合の電気代削減効果を比較してみて下さい!
こちらの表はあくまで一例ですが
蛍光灯→LEDで約63%、水銀灯→LEDではなんと約83%もの電気代削減効果がございます。
どちらが「もったいない」でしょうか?
「まだ使えるから」「在庫のランプがあるから」とお考えの方は、ぜひLED照明の省エネ効果を試算して検討してみて下さい!
【今増えてます!LEDからLEDへの交換工事】
弊社では6年以上前にLED照明に切り替えた方も省エネ効果の試算をオススメしています。
「LED照明は長寿命って話だけど、どうして?」と思われる方もいるかと思いますが、実は古いLED照明から新しいLED照明への切り替えのお話も多いのです!
LEDは、まだまだ歴史の浅い光源であることもあり、年々性能が著しく向上しております。
あくまで一例ですが、約6年以上前のLED照明『消費電力5W・200lm(ルーメン・光の総量)』となっていたものが、最新の照明では『消費電力5W・500lm』と同じ消費電力で2倍以上も明るいというものが多くあります。
これに気付いた方が、点灯状態も良好なLED照明でも消費電力や設備投資の面をシミュレーションし、新しいLED設備に変える事例が増えております。
思い当たる方はぜひとも一度シミュレーションしてみては如何でしょうか?
思わぬ電気代削減効果が分かるかもしれません。
もし今回の記事を見て気になった方がいらっしゃいましたら、将来的な部分も含めて自社の照明の現状を把握してみてはいかがでしょうか?
私たち、テクノナガイが機器の選定からシミュレーション、施工まで全てお手伝いさせて頂きます!
新潟で自家消費型の太陽光・LED工事ならテクノナガイ!
本日もお読みいただきありがとうございました!