太陽光コラム

2021年度 FIT制度における買取価格・賦課金単価について

皆さんこんにちは!

新潟で自家消費型の太陽光発電のことならテクノナガイにお任せ!

テクノナガイの渋谷です!

 

いつも月曜日更新のこのコラムですが、今回は特別編です。

ちょうど昨日、3月24日に経済産業省より「FIT制度における2021年度買取価格・賦課金単価」が発表されました。

今回はそれについてのお話です。

 

まずは2021年度の太陽光発電の買取価格についてです。

 

①住宅用太陽光発電 (10kW未満)

 2020年度 21円/kWh   ⇒   2021年度 19円/kWh

 

②事業用太陽光発電 (10kW以上50kW未満)

 2020年度 13円+税/kWh   ⇒   2021年度 12円+税/kWh

 

③事業用太陽光発電 (50kW以上250kW未満)

 2020年度 12円+税/kWh   ⇒   2021年度  11円+税/kWh

 

④事業用太陽光発電 (50kW以上250kW未満)

 2021年度の買取価格は入札により決定します。2021年度の入札回数は4回です。

 

太陽光発電の2021年度買取価格に関しては、概ね2020年度後半に各所で予想されていたような金額となりました。

2020年度より、10kW未満だけでなく10~50kW未満の低圧太陽光発電に関しても、発電電力の全てを売電する『全量売電』が廃止されました。

そのため、現在は自家消費に30%以上の発電電力を充当しなければいけない『余剰売電』の形式のみとなっております。

売電価格の低下を踏まえても、今後は「発電した電気を『売る』より『使う』」という『自家消費』という考え方が主流になっていくと考えられます。

 

 

 

次に再エネ賦課金の単価についてです。

『再エネ賦課金』に関する説明は弊社お役立ち資料 電気料金と再エネ賦課金の関係にて解説しております。

気になる方はぜひご一読ください!

他にもいろいろとお役立ち資料をまとめておりますので、ぜひご活用くださいませ。

 

〇再エネ賦課金

 2020年度 2.98円/kWh   ⇒   2021年度  3.36円/kWh

 

こちらに関しては、2020年度後半に各所で予想されてた想定より上がった形となりました。

 

ちなみに過去の再エネ賦課金の推移は下記の通りとなっております。

 2012年度 0.22円/kWh

 2013年度 0.35円/kWh (前年比+0.13円)

 2014年度 0.75円/kWh (前年比+0.4円)

 2015年度 1.58円/kWh (前年比+0.83円)

 2016年度 2.25円/kWh (前年比+0.67円)

 2017年度 2.64円/kWh (前年比+0.39円)

 2018年度 2.90円/kWh (前年比+0.26円)

 2019年度 2.95円/kWh (前年比+0.05円)

 2020年度 2.98円/kWh (前年比+0.03円)

 2021年度 3.36円/kWh (前年比+0.38円)

 

ここ2年ほどの上り幅と比較すると大きな伸びになったかと思います。

これに関しては、2021年度から新たに発電開始する発電設備や発電設備の稼働状況の想定、市場価格や過去の販売電力実績を元に決定されています。

この再エネ賦課金は、これからもしばらくは年々上がり続けるものと言われています。

つまり、年々少しずつ電気代が上がる とほぼ同義と考えられます。

 

SDGsや脱炭素社会が取り上げられる現代。

電気代の削減や環境貢献の意味も含めて、今以上に省エネを考えていくべきなのでしょうね。

 

 

なお、買取価格・再エネ賦課金単価に関する詳しい内容に関しては

「経済産業省  FIT制度における2021年度の買取価格・賦課金単価等を決定しました」をご覧ください。

https://www.meti.go.jp/press/2020/03/20210324004/20210324004.html

 

 

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本日もお読みいただきありがとうございました!

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