設備

水道管や給湯器が凍結してしまった時の対処方法

毎年冬になると『水道管が凍結し水が出ない』『給湯器にエラーが出ている』というお問い合わせを数多く頂きます。

基本的に、凍結してしまった場合は、自然解凍による解消を待つのが一番安全です。

しかし、台所など生活する上で必須の水道がもし凍結してしまった場合は、早めに水が出るように対処する必要もあります。

水道や給湯器が凍結により使えなくなってしまった場合、下記のような方法で対処することができます。

もしもの際は、こちらを参考にして頂ければ幸いです。

 

【水道管が凍結してしまった場合】

凍結してしまった部分は自然解凍を待つのが一番安全です。

もし、どうしても早めに直したい場合の対処に関しては、下記のようにご対応下さい。

①凍結している水道部分にタオルを巻く

②50度程度のお湯をかける

 ※熱湯は絶対にかけてはいけません!急激な温度変化による水道管の破損などの恐れがあります!

(この他にもカイロやドライヤーの温風を当て続ける、部屋を暖かくして溶けるのを待つなどの方法があります。)

 

軽い凍結なら上記の方法で直すことが出来ます。

こちらに関しては新潟市のサイトにも詳しく載っておりますので、こちらもぜひご確認ください。

新潟市 『水道管の冬じたく』

 

万が一、凍結により水道管が破損し水漏れを起こしている場合は、すぐにご自宅の対応をされた工事店や指定給水装置工事事業者にご連絡ください。

 

 

 

【給湯器のリモコンにエラーが出ている場合】

冬場は給湯器(エコジョーズ・エコフィールなど)のリモコンにエラーが出る場合があります。

エラー番号 290は冬場に特によく見るエラーとなっており、これは中和機と呼ばれる部分の排水ドレン(排水ホース)が凍結し、排水できなくなっている場合に多く起こります。

こちらも、基本的には自然解凍による解消を待つのが理想ですが、もしいち早く直したい場合は下記の手順で改善することが多いです。

 

①中和機の排水ホース部分をドライヤーやカイロで暖める(3~5分程度)

 ※機種によっては近くに配線などがあるため、お湯はかけないようにしてください!

②リモコンのリセットを行いエラーが消えるか確認する(電源を一度切って入れ直す、コンセントの抜き差し)

 

排水ホースの凍結が原因であれば上記の方法で改善することが出来ます。

何度か試しても改善しない場合や、別のエラーが表示されている場合は、給湯器のメーカーや設置した工事店にご連絡ください。

 

給湯器の凍結に関しては、各メーカー様のHPなどもご確認下さい。

また弊社のグループ会社である㈱ゆい工房様のサイトにも詳しく載っておりますので、こちらもぜひご確認ください。

株式会社ノーリツ 『寒波・凍結・積雪の場合』

株式会社ゆい工房 『給湯器が凍結したらどうしたらいいですか』

 

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