【新潟での太陽光発電との相性は??】
2025.02.14
皆さん、こんにちは!
新潟での自家消費型太陽光・系統用蓄電池のことならテクノナガイソラーレにお任せ!
法人営業部の酒井です。
さて今回は『新潟での太陽光発電との相性』について書いていきます。
ぜひ皆様の参考になればと思いますので、最後までお読みくださいね!
==========目次===========
1.新潟県内の太陽光発電設備の発電量
新潟県における発電効率が気になるところですが、今回は新潟県下越地域の太陽光発電設備の直近1年間の実測データをもとに、1kWあたりの年間発電量の平均値を算出しました。下記データは、NEDOが提供する全国平均の発電量データベースと比較したものです。
新潟県は秋冬にかけては全国平均を下回っております。積雪地域ということでこちらはイメージ通りかと思います。しかし、全国平均に対し50%を下回るような月はないため、冬でもある程度の発電ができていることがわかります。弊社では積雪地域における過積載率を通常より大きく設計しているため、その効果が出ているといえます。
次に春夏に関しては全国平均を上回っており、特に6月は顕著です。新潟県では梅雨の時期でもあまり雨が降らない特徴がある為、そういった地域性による所があるかと考えられます。また、太陽光パネルは表面温度が25度を超えると効率が悪くなる特性があるため、気温による影響も大きいかと思われます。
年間の合計でも、新潟県は全国平均をわずかに上回っているため、適切に設計を行うことで新潟県が太陽光発電に向かないということはないといえます。
2.太陽光発電の基準と効率
太陽光発電設備の発電量は一般的にどの程度なのか。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のデータから国内の発電量の平均値を算出すると、システム容量1kWあたりの年間発電量1,216kWhとなります。
■システム容量とは・・・パネルの出力容量とPCS(パワーコンディショナー)の容量のうち、低い方に依存します。太陽光発電では、PCSの容量を超えた分の発電はできないが、PCSを効率的に稼働させるためにパネルを多く載せる「過積載」を行うケースが多く見られます。 ■過積載とは・・・システム容量(PCS容量)は同じでも、パネル容量を大きくすることで発電効率を高める手法です。パネル容量が多いと、冬場や悪天候でも一定の発電が見込めますが、その分設置面積や費用が増える点も考慮が必要です。 |
一般的に「雪国では太陽光発電の効率が悪い」というイメージがありますが、新潟県であっても適切な設計を施すことで十分な発電効果が得られます。
また、効率面の知識として、以下の事を知っていてもよいかもしれません
①パネルの設置を工夫する。
パネルの一部でも発電すれば、その熱でパネル上の雪は解けていきます。パネルに適切な傾斜をつけることで、雪は解けて流れていくので、パネルに雪が覆いかぶさることなく発電することができます。パネルの高さも積雪量を想定して高めにすることが大切です。
3.まとめ
また、雪国ならではの工法も取り入れることで、積雪や厳しい気候に強い安心の設備提供が可能です。
新潟県での太陽光発電を検討される際は、地域特性に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
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