新発田市 K企業様
2017.04.06
施工内容 | 太陽追尾式 60.3kWシステム |
---|---|
発電開始 | 平成28年12月 |
法人のお客様がもともと所有していた敷地の有効活用に太陽光発電をご検討されました。
敷地面積は約5,000㎡も有り、通常の野立て太陽光発電では(過積載にしても)敷地が余ってしまう設計でした。
そこで、可動式の太陽光発電をご提案させていただきました。
それぞれ独立した架台で干渉せずに動くための離隔が必要なため敷地面積が必要となるからです。
太陽を追尾し常に良い角度で日射を受けれるため、年間予想発電量は約95,000kWhが見込みました。
工事開始
計測機器を使い設置箇所を選定し、10基の架台を取り付けます。
工事が本格的に始まったのは冬からです。
事前に打っておいたスクリュー杭の上に軸となる柱を立てます。
そこへ腕となる支柱を取り付けます。
全ての部材が鋼鉄製なのでかなりの重量になります。
そのため、ユニック車などの重機を使って組み上げていきます。
パネルの受けとなる骨組みも追加して、ようやく形が見えてきました。
黒い筒のような物がモーターになっており、可動式の心臓部となります。
パネルも敷き詰め、電線をつなぎ合わせれば完成です。
調整作業
大変なのはここからで、それぞれの架台をセッティンして調整を行います。
左写真はセッティング前になり、それぞれが自由な方向・角度になっています。
右写真はセッティングが終わり、同じ方向と角度になっていることがわかると思います。
ご検討中の方へ
ソーラーパネルの設置容量は60kWですが、パワコンの出力を49.5kWに絞り低圧設備にしています。
低圧設備に留めることで、設置工事費や運転後の維持費の負担を減らすことが出来ます。
また、低圧設備にさせるため架台数を10基として、敷地に余裕をもって配置しています。
そのため、検討している敷地がもっと狭い場合でも設置する事が可能です。
まずは、お気軽にお問合せください。